学童保育

学童保育ってわかるようでいて、実際のところはっきりした定義を即答できません。でも子育てには必要な知識。正確に把握しておきましょう。

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学童保育

ディンクスには頼もしい存在の学童保育


ディンクス(ダブルインカム=共働き夫婦)にとって、学童保育はありがたいサービスです。正確な定義は、「労働などの事情により、日中に保護者が家庭にいない小学生の児童に対し、放課後や春休み・夏休み・冬休みなどの長期休暇期間に保護者に代わって行う保育」となります。現在では“放課後児童クラブ”と呼ばれることが一般的になりました。


内容的には小学校の授業が終了したあと、児童は指導員のもとで宿題をしたりおやつを食べたり遊んだりし、仕事を終えた保護者が迎えにくるまで児童を預かる保育サービスです。戦前からあった保育活動ですが、戦後の高度経済成長期以降、共働き夫婦が急増したことと核家族化の進行によってカギっ子が増えたことから、学校外の児童保育のニーズが高まりました。


そのため行政サイドは、放課後児童健全育成事業(お役所らしくこむずかしい名前ですけど)を行う第二種社会福祉事業として学童保育を法制化。現在では少子化対策の一環として、子育て支援事業のひとつに位置づけられています。


厚生省のホームページを見ると、「児童福祉法第6条の2第2項の規定に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学しているおおむね10歳未満の児童(放課後児童)に対し、授業の終了後に児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るもの」と、これまたお役所言葉で説明されています。


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