学童保育

学童保育ってわかるようでいて、実際のところはっきりした定義を即答できません。でも子育てには必要な知識。正確に把握しておきましょう。

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学童保育

ニーズは高まる一方なのに、施設は足りない現状


学童保育の入園申請は小学校に進級する前年内となっているところが多いものですが、実際どんな内容・施設なのかよくわからないママたちがも多いのだそう。


ディンクス家庭の小学生たちはランドセルをしょったまま、学童保育施設に「ただいま」と“帰宅”し、そこで親が迎えに来る夕方まで過ごすことになっています。学童保育は長いあいだ自主的な運営が行われてきていて、前章で述べたように法制化されたのは1997年のこと。


法的に認められたまではいいのですが、いまこの学童保育施設が足りず“ウェイティング児童”が続出しているといわれます。全国学童保育連絡協議会の調査によれば、1988年の入所児童数33万人が2007年時点で74万人と2.2倍にも増加。また1施設の児童数も34.6人から44.7人に増えています。


1ヶ所の学童保育で71人以上の児童がいる施設も多く、大規模かも懸念されています。ディンクスの夫婦は増えつづけカギっ子も増えているのに、施設は対応していないのが現状。結果、とくに首都圏など入所希望者の多いエリアにある施設では“ウェイティング児童”続出の問題もでてきたのです。また学童保育の施設に関する基準がない自治体がまだまだ多いことも、問題とされています。


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